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青空に見える雲
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作詞 RYU |
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退屈な静寂と喧噪の街を
叩くように雨が降る
誰かがこのまま止めなければ
僕らは後悔の涙に変わるだろう
単純作業のような繰り返しの毎日に
とりとめなく突き付けられる
しわ寄せになった現実は
見上げなきゃいけないと
気づいた時はもう遅い
青空に見えていたあの空は
もう曇ってかすれてしまってる
見続けなきゃダメなんだ
うつむいてるその隙に
昨日よりもう少し分厚くなってる
あの空にはもう届かない
正しさの定義と罪悪感の狭間
潰すような陽の光
やがてこの空に昇ってくると
僕らは疑うことなく待っているだけ
辿り着けそうにはない悔しさ感じた日
忽然と忘れてしまってたんだ
こんな簡単な感情を
惨めでも構わない
手を伸ばすそれだけで
青空は君のすぐそばまで
駆け寄ってきてくれるはず
見つけなきゃダメなんだ
あの雲の向こう側に
昨日より確かに薄くなってる
あの空にはもうすぐだから
辻褄合わせばかりで
つまらなくなる
ただ気づいてほしくて
僕は手を伸ばす
あの空は君なんだ
何よりも輝いていて
この僕の悲しみや寂寞を
拭い去ってくれる
見上げれば見えていた
あの空にいた君は
青空のその中でただ僕を
優しく抱きしめくれた
青空に見えてた雲は
綺麗に晴れて
君の手の中で僕は涙した
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