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沈黙
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作詞 RYU |
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真新しい何もない部屋が
少し息苦しいくて
君のいない狭いはずのワンルーム
片付いてた前の部屋より
なんだか広く見える
鮮やかな 光折れ 目に映るものは
名前も知らない 街の空
黄緑の砂を運んで
カーテンに悪戯する
春の匂い香る寂しそうな風
片手で掬う水くらいの
ビルの隙間の夕暮れ
黄金色 沈む月 同じ匂いの街
知らない僕を 優しく包んだ
沈黙の中へ 僕は足を踏み入れた
もう戻れない時の中で
愛することの意味だけを
ただ追いかけている
真新しい何もない部屋と
真新しい色の
真新しい日々に
君の面影を映せるなら…
この沈黙を破る
ただ一つの鍵になるだろう
君のいない狭いはずのワンルーム
紫色の夜明けが
静かにやってきて
なんだか広く見える
なんだか広く映る
この部屋で新しい沈黙に
耳を傾けましょう
静かなこの沈黙に
耳を傾けましょう
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