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四葉のクローバー
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作詞 RYU |
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久しぶりのデートは
あいにくの雨
昨日メールで盛り上がった
予定はすべて白紙さ
結局 代わり映えのない
都心のデパート
上から下まで巡る
ありふれた幸せな時間
宝石屋に並んだ
綺麗なジュエリーたち
君の眼が釣られてるのは
分かってたよ
けど僕にはとても
手が出せなくて…
「こっちに面白いのあるよ」って
君の手を引き気を逸らした
いつか君にもあれくらいの大きな
ダイヤモンドの指輪
買ってあげると誓い
「ごめんね」と心で呟いて
歩幅の合わない階段で
幸せと未来も不安感が
恋しくて
君のわがままは
いつでもそう
突然 四葉のクローバーが
欲しいなんて言って
だけど簡単に見つからない
公園の隅々
端から端まで探しても
あるのは三つ葉のクローバー
そんな僕の必死さに
あきれて笑う君は小悪魔
逆さまの蛇口を
暴れさせて
水をかけはしゃぎ
手を出しながら
「これでも構わない」って
三つ葉を薬指に巻き微笑む
いつかそのクローバーより大きな
ダイヤモンドの指輪
変えてあげると誓い
「ごめんね」と心で呟いて
虹のかかった公園の
隅のベンチに腰掛け
甘い香りのタオルが
包む未来が
恋しくて
今もまだダイヤモンドの
指輪は無理だけど…
やっと見つけたんだ
いつか君が欲しがってた
四葉のクローバー
代わりにならないけれど
君の薬指に結んで
愛を伝えるんだ
歩幅の合わない二人でも
君の手の温もりから伝わる
幸せと未来も不安感が
恋しくて
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