|
|
|
ブランコ
|
作詞 RYU |
|
ぐらぐら鳴ってる錆びた輪っか
スカートの裾が引っかかって
オレンジの滑り台の上から
焦る君を見つけた
ヒーローじゃないけど 君を救えるんだ
「白いワンピースがちょっと
茶色くなっちゃたね。」
照れた君は天使のように
「ありがとう。」って
大人になったら君はどんな街で
誰とくらすのかな?
大人になったら君は
どんな家に帰るのかな?
くらくら揺れてる青いブランコ
君んちの老いぼれ犬が
迎えに来た夕暮れ
門限前の5時半
大人になったら君はどんな街で
誰とくらすのかな?
大人になったら君は
どんな家に帰るの?
大人になったら…
なんて
想像したらなんか寂しいくて
大人になった君に会いたいな
大人になった君は
きっと綺麗なんだろうな
「大人になるって…??」
オレンジに尋ねてみたけど
返ってきたのは
迷子のカラスの鳴き声だけ
この想いはずっと届かないだけど
ずっと ずっと ずっと ずっと
好きなままさ
ずっと ずっと ずっと ずっと
風で揺れていたブランコは
「あれから無くなっちゃたよ。
綺麗な砂場になっちゃたんだよ。」
この街にいない君は知らない
|
|
|