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飼い猫
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作詞 李乃 |
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雨の音に溶けた角砂糖 言葉を飲み込んだ
約束なんて怖いモノは後回しにして また、おやすみ
薄いコーヒーも口ずさむ詩も 忘れたくない真似事
愛を選ぶ二人の間には寂しい猫が一匹
朝の日が射し込む枕 もう慣れたと空を握る爪
一人だって笑えるさ また強くならなくちゃ
悲しい嘘は二人を繋ぐ朱色の糸
気だるい口癖も甘いシャンプーも 忘れたくない真似事
目覚めの時間に似合わない 寂しい猫が泣いた
今だけは優しく包んで 絡めた指先で明日を生きる
一人だって笑えるさ また強くならなくちゃ
深海まであと数センチ 先は暗くて怖いけれど
足が着けば楽になれるかな?
なんて所で引き留めるのねズルい人
朝の日が射し込む枕 もう慣れたと空を握る爪
独りだって笑えるさ まだ強くなれるはず
本当の幸せとか情けない理想振りかざしてたけど
それが愛のカタチなら崩れるまで楽しもう
ずっと このまま
そう 君だけの寂しい飼い猫
たまに帰ってくれたら それで平気よ
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