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土用の丑の日にアナゴを食べた男
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作詞 回鍋肉スイート |
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オブラートで包んだスコープじゃ何も見えないって決めつけて
はがす事もしないまま北西に流されてる毎日だけど
大陸からの熱い風はいつしか冷たく通り過ぎて
僕の事をありもしない目で睨み付けてもくれなかった
ナイフを忍ばせた大臣と僕じゃ明らかに態度が違って見える
誰もが分かってる筈なのにどいつも分からない顔をしていた
偽善やお題目を否定しても結局後から間違いと言われ
なら僕は正直さを殺して何にすがればいいのだろう
姿かたちが同じモノに押しつぶされた心の真ん中は
いくら傷ついても立ち上がる可能性を秘めてるんだ
ここから始まり長く続いて羽もないのに羽ばたいて行く
たとえ、生き跡が残せなくても欠けてたものを埋めれば良い
探していた答えが見つからなくても信じた力は代わりになる
紡いできた僕だけの軌跡がまだ終わりじゃないって叫んで肩を組んだ
道端の不格好雑草には価値なんてないなんて分からなくて
そもそも価値観なんてものが必要だとは思わないから
誰かが言った哲学をなるほどって分かった気になって
納得してる素直な僕が嫌いになった
プライドの高い独裁者は武器に頼った少年の優しさを認めず
自分可愛さを優先してクズとかゴミとか吐き捨てる
猫舌だから熱いものが嫌いって決めつけられるのはもう嫌だ
僕にだけは嘘をつきたくないからあの時死ぬほど悔しかったんだ
連続して繋がってるこの世界の矛盾さに気づいたのは
消えかけていた信念をまだ手放してはいなかったから
いつかはたどり着くとは限らない結末も越えていきたい
もしも、途中で諦めたくなったらまた後から再開すれば良い
見えない何かを追いかけて色んなことが待っている
騙してきた空想にとどまらぬ願い、今から叶えに行こう
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