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水たまりさがして
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作詞 kojiro |
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くるくる くるくる 傘回して
水たまり 飛び越えて
雨蛙さがして 兄ちゃんと 遊んだ日々
兄ちゃんは いつ いなくなったのか
気づいた時 家族が一人 減っていた
誰も 兄ちゃんのこと 話さない
まるで 最初から いなかったかのように
生活は続く
忘れられた 兄ちゃん
可哀想な 兄ちゃん
兄ちゃんのこと 聞こうとして
しこたま 叱られた
アルバムから 兄ちゃんの写真 消えた
大人は 何も教えてくれない
水たまりのできる道は
アスファルトに変わり
雨蛙の姿も まったく見なくなった
いい大人になって
古い家の整理していて見つけた
兄ちゃんのこと書いてある 新聞記事
近所の子 殺して お金盗んで 捕まった
思い出した
母の日の前日
一緒に プレゼント買いに行こうとして
僕は お金を 近所の餓鬼に取られた
兄ちゃんの殺した子 その子だった
記事には 兄ちゃんの弁解は一切なく
施設に送られ それっきり
僕は 兄ちゃんを
さがしに行かなけりゃならない
あてのない 未来が広がった
水たまり見つけるように
果てしない旅に出るのだ
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