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妹の荒野
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作詞 kojiro |
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生まれた時から 人目惹きつけ
大人惑わす 瞳していた
少し足りない頭など
補って余りある 輝き放ち
家族の心配よそに
色目を武器に 生きてきた
何度も堕ろして ズタボロで
世間に背を向け 走ってた
そんなお前と暮らした男は
妹よりも さらに荒野を彷徨う男
いつも 何かに拘り続け
いつか 消えた狼
海に浮かんでた 空き缶みたいに
生きているのが 辛いのと
ポツリと吐いた言葉 応えた
お前を救えるのは
金じゃない
時じゃない
夢じゃない
希望じゃない
愛じゃない
鶏絞めるように 俺はその細い首に
手をまわした
この上ない 安らかな瞳
初めて見た
そしてゆっくり 閉じられた
空の向こうに あるかもしれない
縛られることのない お前の荒野
狼と 走るがいい どこまでも
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