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哀しいくらい結婚の似合わない男
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作詞 kojiro |
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暖かい いい匂いの朝飯用意して
俺の出勤の世話をするお前
いつから俺は そんなお前を
うっとおしく思うように なっちまったんだろう
夢追って 会社辞め
アフリカに飛んだ後輩
眩しくて まともに見れなかった
俺が 飛べないのを 足枷を
お前のせいにしようとしてる俺は
どうしょうもない男だな
だけど 毎夜夢を見ちまう
どこか遠くの土地
俺を呼ぶ 風の声
俺の目は いつしか遠くばかりを見るようになった
そして 夢がどんどん
二人の隙間を広げていくのを
止められず 淋しい風が家に吹いた
いつか俺は 一人で
出かけていくだろう
帰るあてなどない旅に
お前の瞳をここに残して
勝手な奴だな 俺って奴は
どこかの土地で 野垂れ死にがふさわしい
わかるまでの年月が 30年を超えてただけ
今は 泣くお前を
そっと抱きしめていたいけど
突き飛ばされるの わかっているけれど
明日には もうここにいない俺を
吹き飛ばしてくれ 忘れてくれ
勝手で どうしょうもない奴だよ 俺は
眼前に広がる夢に おどる胸に
もうお前はいない
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