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世俗論
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作詞 市台塔花 |
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ざわめく街で一人ぶらりと歩いていたら
前方の電柱気付かないでぶち当たる
スーツとコートで大人になった振りをしていても
周囲の嘲笑避けることできない
格好を繕っても欺けるのは自分だけさ
大切なことそれは真の意思で本当の自分で
立ち上がれる強さをもつことそれは
過去に人に見せていた自分を捨てて新たに生まれ変わる
粋がってたあの頃を思い出に変えて
今日のこの日を決意した証として
死ぬまで変わらない俺の誕生日にしようか
淀む社会の海の中を漂う俺に
浮き輪をくれる優しき者はいない
足先の届かない暗く冷たい世間を逃れ
岸辺を求めひたすらに泳いだ
「ああ無情」呟いても聴いているのは自分だけさ
忘れちゃいけないそれは今いる場所が決してゴールだとは
思わないようにすること何故ならそれは
人がこれから進む未来を奪い諦めさせてしまう
輝いていた日々はもう戻らないから
今日のこの日が自覚した証として
死ぬまで消えない俺の転生日にしようか
辞世の句並べてた生きることのもどかしさから
力つきる前に俺は今この瞬間を湧き上がる衝動
突き動かして進むそれが己の
未知なる扉開け放つ新たな原動力
求めた答えがそこにないなら
今日のこの日で諦めてた過去も
期待する未来も本気で生きた今日の糧としよう
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