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ヒト型
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作詞 Dual Love Vanek |
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20世紀に産まれて蒼く光る宇宙を見た
ありもしない空想の地に足をつけ
どうしようもない空間のなかで時を刻もう
二酸化炭素を補給して酸素を作り
生かされ死なされ利用され家畜と化して
視もしない現実から眼を背け僕を視る
取って付けたような未来を何故信じる?
道端に散らばる無数の生物共
未来なんてもんは亡くて過去しか無い
寄ってかかって在るモノを潰してゆく
善くも悪くもよく出来た模型だな HAHAHA
通り過ぎて気付かぬモノに手を差しのべ
知りもしねぇ情を中古で売買してって
炭酸ガスを撒き散らして夜空を描こう
手塩に掛けた権力でうじゃうじゃ共喰い
素晴らしい未来なんて嘘っぱちさ
優越感に浸りきった獣が疼く
ひとつのコインが左右する分かれ道
どっちつかずの飛行機雲を指でなぞって
知りもしねぇ奴等を裁く言葉並べてって
ゴミ箱をひっくり返して取り戻そう
快感で変化を遂げムシャクシャぶつける
正当化したモノほど偽りなモノはないぜ
知ったこっちゃない不老不死の伝え
伝書鳩が在りもない文章を作り出した
何処かで覚えた言葉を吐き出し続け
精神ズタズタ神経ズタズタ
般若心経奏でた聖母マリアの首を這う
大蛇が伝う汚れた身体を棺に捧げよう
崩れゆく壁画をただ眺め狂い笑おう
波紋伝う先にそびえ立つサイキュパス
恐喝騒ぎに怯えた野獣はもう居ない
持つモノ恐れず売り払った人権
命なんてもん誰が与えたんだろう
燃えゆく紙切れが左右する先の物語
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