|
|
|
ボクの秘密。
|
作詞 Dual Love Vanek |
|
ボクには秘密が多すぎて 君に触れられないよ
どうか数センチ後ろに居てくれないか
ボクが見えないように 君に見えないように
深い深い場所に眠りにつく白夜のなか
樹海が手招きしては足を踏み入れた
蒼暗い底に彷徨う影がボクを名指しする
捕らえられもうひとりのボクが呟いた
逃げ道なんてモノは今更無いんだ、と
ボクには秘密が多すぎて 君に触れられないよ
どうか数センチ後ろに居てくれないか
ボクが見えないように 君に見えないように
君が色づき始めて ボクは眺めるばかりだ
どうか数センチ後ろに居てくれないか
ボクが君を傷つける事のないように
よく知らない岸壁から眺める地球
雲は何も知る余地なく流れに逆らわずに
シミになってる部分をひたすら引っ掻く
傷口を毒藥でえぐってからボクに云う
傷と罪は消える事なく残り続けるんだ、と
其れも悪くないんじゃないかと君が云った
ボクには秘密が多すぎて 君に触れられないよ
どうか数センチ後ろに居てくれないか
ボクが見えないように 君に見えないように
痛みが語りかける24時間 ボクは君を見ていた
どうか数センチ後ろに居てくれないか
君がボクに踏み入れないように
どうしようもない劣等感と優越感が交差して
一歩を阻まれ静かにもがくボクを嘲笑った
麻薬を打たれ正気を失う生物の如く
ボクはボクを感じる事がなくなるんだろう
我が儘言わないからボクを返してくれないか
ボクには秘密が多すぎて 君に触れられないよ
どうか数センチ後ろに居てくれないか
ボクが見えないように 君に見えないように
小さな背中を包み込める様になれたら
君にボクの凡てを見せよう
其れ迄、身を滅ぼしてまた君の元へと戻るよ
キレイになったボクを再び包んでくれ
|
|
|