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怨眼
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作詞 Dual Love Vanek |
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暗い暗い真っ暗い道を歩く
決まった時刻に此処にいる
ポツポツと降りだす雨
傘も持たずにフラフラと
何も考えずに逝くのがイイ
じわじわと傷みが伝う
流れ滴る青く光る血液
君を考えない此の空間が解放してくれる
脳裏に過る黒い影たち
煽っては嘲笑って通り過ぎていく
ゴロゴロと鳴く空
今日もまた僕の心(ここ)は荒れ狂う
此処から脱け出せるなら犠牲を払おう
どうしても考えては過ぎていって
僕と君は其処に居ないのに
うずくまって助けを捜す
吐き出して さらけ出して 嘆く
初めて視たあの眼を思い出すよ
また決まった時刻に外を出た
角の路地に入ってみようか
遠くに声がして君かと思い走った
誰も居るはずなんてないのに
僕は君を望んだ
君は僕を怨んだ
あの時のすざんだ眼が忘れられない
記憶から消えてくれないんだ
君を消したいのに
君から逃げれるなら人生を賭けよう
現在(いま)も君のこと何故か追いかけてる
僕が君を消したはずなのに
挫けて倒れて助けを拒んだ
吐き出せず さらけ出せず 嘆くのも出来ない
初めて視たあの眼が消えないんだ
ある朝僕を視た君の顔
溢れた涙で眼が赤くなっていた
涙声で首を絞められてる君は乞う
感情に逆らえば変化は起こせるんだね
君を絞めた此の腕なんて要らない
ごめんね、ごめんね、ごめんね、ごめんね
君は僕の腕によって姿を消した
還ってこないのに帰りを待ち続ける
誰にも云えない苦しいモドカシイ
細い声が記憶として消えることない
いつ戻ってくるかな
君とまた逢えるのが待ち遠しいよ
そして僕は初めて視た君の眼を消した
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