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死ノ踊り
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作詞 Dual Love Vanek |
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紅い眼した雌狐(めぎつね)
蒼い眼した雄狐(おぎつね)
円を描いて踊っている
弖を繋ぎ離れぬように
さあ、さあ、おいで、おいで
狐達の声がこだましている
身体が自然と動きだし
くるくると円を描く
脱け出せない
脱け出しては ならぬ
皆(みな)で円を描き、死ぬほど踊れ、舞え
雌狐共、しなやかに舞い上がれ
雄狐共、力強く飛び廻れ
此の踊りは 決して止めては ならぬ
朝昼晩 止まるコトのない
死を恐れず舞い踊れ
さあ、弖を取り合って
お面被せ、姿視られぬように
猫が哭いて終わぬように
枝に吊し上げ炎(えん)を描く
其れを頼りに再び弖を取り合う
死ぬ迄踊れ、舞い狂え、唱い(うたい)狂え
脱け出せない
脱け出しては ならぬ
皆(みな)で円を描き、死ぬほど踊れ、舞え
雌狐共、しなやかに舞い上がれ
雄狐共、力強く飛び廻れ
此の踊りは 決して止めては…
決して脱け出せない
脱け出したら皆殺し
皆(みな)で宴を描き、息絶える迄舞い狂え
雌狐共、喚いて哭いて舞え
雄狐共、叫んで鳴いて狂え
此の踊りは 誰も止めるコトなどできぬ
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