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愛咬の掟〜クロスノベルス〜
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作詞 Dual Love Vanek |
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今宵も血の滲んだ朱い月の下(もと)
堕天使のような貴女と契り交わす
貴女との出逢いは衝撃的で
路地裏でうずくまっていたよね
それはそれはバイアイ(オッドアイ)な美しい猫で
鳥肌が立つほど私のモノにしてしまいたかった
貴女には私しかいないと想わせたくって
傷だらけな瞳がたまらないわ
そんな貴女を助けてあげるわ、だから
死ぬまで傍にいるって守ってくれるって
あれほど約束を契ったのに
届かないほどなぜ遠くに逝くのよ
お互い首筋に交わした契約さえも
貴女の心臓を突き刺すまで
傍にいてくれなきゃ……駄目なんだってば
ねぇ、傍にいれるのは いつまでかしら
あんたのおかげで人間になれたのだけれど
「助けてよ…喰欲が抑えられない……」
血液で溢れた唇、苦しそうな泪目
喰欲しか見えなくなっちゃった
身体を蝕む GREED, DEATH, DEADLINE
あんた教えてよ 私は死ぬんでしょ
あんたの息の根が止まるまで
悪魔様(かみさま)に約束を契ったのに
二度と接吻(キス)出来ないじゃない
私の背中に交わした契約さえも
あんたの心臓を突き刺すまで
傍にいてくれなきゃ……駄目なんだってば
「人間は脳内麻酔が起きると
傷み、傷さえも快感と化して痕つける」
あんたが教えてくれたこと全てが愛しい
お互いを血で溢れさせた あの日貴女と交わした
クロスノベルスというこの世で最も残酷で美しい掟
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