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アガパンサス〜恋の訪れ〜
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作詞 シロギヌシマ |
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学校の帰り道でたまたま見つけた
知らない家の花壇の花
名前は知らないけど
小さな花が可愛い、そんな花
梅雨って好きじゃないなぁって
私が呟いたら隣の君は
俺は嫌いじゃないけどって応えた
なんでって聞いたら『秘密』だって
なんで秘密なの?
君とはもうずっと一緒にいるのに
分からないことがあって
それがもどかしいよ
『友達だったらなんでも話してよ』
わからないのは嫌なの
君のこと全部知りたい
『だから、嫌なんだよ』って
君の言葉がわからないよ
久々に喧嘩になって
口も利かなくて一人で帰るの
でもこんな日に限って突然のスコール
傘ないから軒下避難して
そしたらまたあの花をみた
雨に濡れながら咲くその花を見てたら
なんでか君を思い出して
くだらない喧嘩を後悔してた
うつ向く私の視界に突然見えたのは
傘を持つ君の腕
『小学校以来じゃない?相合い傘』
喧嘩してたのに不思議と普通に話せた
いつもより近い距離でもどこか懐かしい
今ならわかるかも
梅雨が嫌いじゃないって意味
雨の思い出には必ず君がいたから
そして、今も
あの小さい花も毎年かならず見かけるの
だからね、好き
梅雨も君と一緒なら
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