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約束
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作詞 くろちゃん |
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お前が卒業して俺が二十歳になったら
この部屋で暮らす約束だった
木枯らし吹き抜ける寒い部屋だけど
二人で温め合おうと決めてた
冷たい雨の夜俺の帰りを待って
近くの電話ボックスの中
うずくまってたお前の濡れた髪を
なでながらお前に愛しさ感じてた
サヨナラ告げるより告げられる方が
どんなに楽だったろう今にして思えば
「約束よ約束してね 指切りなんかじゃ
いやよ 強く強く抱きしめて」なんて
あれが最後の夜
ふたつも年下のお前がとっても
大人に見えることがあった
そんなとき俺は確かにお前に
止めどない温もり感じてた
約束破られるより破る方が
どんなに辛いことか初めて気づいた
「約束よ約束してね 指切りなんかじゃ
いやよ 強く強く抱きしめて」なんて
あれが最後の夜
「約束よ約束してね 指切りなんかじゃ
いやよ 強く強く抱きしめて」なんて
あれが最後の夜
お前の卒業式も もう終わったのだろう
俺も明日で二十歳になる
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