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いつわり化粧
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作詞 くろちゃん |
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初雪にはまだ少し早い
白い悲しみが舞い降りる
ひとりの部屋窓の外街を
冬色に染めて
今夜は少しだけ
濃くしてみるわ水割り
あなたの悲しいサヨナラが
透けて見えないくらいに
あなたに嫌われたくなくて
もっと綺麗になりたくて
女の化粧なんて
男の嘘と同じようなもの
わたしいつのまにか
こんなに厚化粧
嘘つき女になっていた
あなたにもらった銀の指輪
テーブルの上はじいてみる
スローモーション遠ざかる愛が
音をたてて落ちた
どんなに酔っていても
かけられるはずの電話番号も
今夜はなぜか指が震えてる
サヨナラの胸騒ぎに
あなたがでるまえに
受話器を置いてしまった
わたしの化粧なんて
自分をかくす曇り窓のよう
街はいつのまにか
こんなに冬化粧
とても綺麗な雪化粧
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