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恋詩
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作詞 くろちゃん |
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かりそめの幸せなんて
今さらなにもならない
あなたに抱かれる腕の隙間から
音をたてて零れる愛のかけら
最後の言葉は通り雨に消され
短すぎた夏の終わりを告げる雨に
もう一度会えたならば
また恋してしまいそう
別れをもちかけたのはあなただから
音をたてて解ける愛の絆
最後の季節を迎える前に一度
淋しすぎた心のうちを告げられたなら
爪紅(つまくれない)落とすわたし
あなたに背を向けて
すべてあなたのためだったのに
音をたてて崩れる愛の形
最後の思い出だけを胸に抱いて
遠く見える街の灯りも雨にかすんで
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