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夏のはじめの高原で
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作詞 くろちゃん |
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「やっぱりこの歳になると
海より山の方がいいね」
草原沿いの舗道に停めた
助手席で君がつぶやく
白樺の幹が輝き
淡い緑の葉が揺れてる
初夏を連れて吹く風は
車窓を抜けて光になる
降りて歩こうよ
降りて歩こうか
小さな湖沿いの遊歩道
きっと変わらないよ
僕たちもきっと
遠い昔からきらめく思い出
残そうとしてきたよね
二人出会った頃ならば
手作りのお弁当持って
手なんか繋いだりして
歩くのも似合ってたかもね
きらめく水面に
きらめく水面は
白い雲を映す澄んだ水鏡
きっと変わらないよ
この景色はきっと
遠い昔から若葉の風を
やり過ごしてきたんだ
きっと変わらないよ
僕たちもきっと
遠い昔からきらめく思い出
残そうとしてきたよね
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