|
|
|
琥珀色の余韻
|
作詞 くろちゃん |
|
秋色のワインをくちにするたびに
広がる思い出 あなたとのこと
グラスに揺れる琥珀のときが
過ぎてしまった日々を醸しだす
めぐる記憶の真ん中にいて
甘く酸っぱい香りを残す
いまさら戻りたいなんてこと
言える訳もないこと解ってるけど
あなたの優しさ温もりだけが
まだ消え残る ワインの余韻に
今夜もこの店で女友達と
笑い合いながら過ごしてるけど
窓の外きらめくあの日とおなじ
街に光る夜景が胸をしめつける
笑い過ぎて涙あふれたふりして
ごまかすけど潤む滲む寂しさ
にぎわうテーブルの隅にある
開けてしまったコルクの栓はもう
二度とボトルに戻ることはない
心とまどう ワインの余韻に
真夜中ひとりきりの帰り道
もう戻れない交差点渡り終えて
振り向いた先にあなたはいない
木枯らし涙 ワインの余韻に
|
|
|