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福寿草の詩
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作詞 くろちゃん |
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黄色いけなげな花が一面
斜面の雪から顔だして
信州の遅い春の
おとずれ告げます
福寿草まつり帰れないと
いつかの電話で聞いたけど
あなたが好きなふきみそを
つくっておこうと思います
こんな小さな福寿草さえ
陽の当たる場所知っているのに
こんな小さな町で待つだけの
わがまま許してください
決して華やかではなくて
そんな姿に自分を重ね
清き川の橋から
のぞく水鏡
福寿草まつり帰らないと
わかってる だけど待ってる
あなたがもし帰ったら
おやきを一緒につくりましょう
こんな小さな福寿草さえ
陽の当たる場所知っているのに
こんな小さな町で待つだけの
わがまま許してください
こんなかよわい福寿草さえ
重い雪から顔をだすのに
こんなかよわいふりをしている
ただの愚図な女です
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