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風邪引きX'mas
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作詞 くろちゃん |
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十二月の冷たい雨は今すぐにでも
雪に変わりそうなくらいに白く
光ってコートの袖を滑り落ち
まるい大きな水玉になってね
あなた降りるはずの各駅停車を
待ってる時計の針はゆっくりで
マスクの中の咳が止まらないの
こごえる指先ふるえるからだ
来て来て早く来て
わたしのサンタクロース
わたしの風邪を吹き飛ばしてよ
深い藍色の街に飲み込まれ
気を失っちゃいそうなくらいに
背中にはしる寒気と頭痛に
熱もあがってきちゃったみたい
駅前広場のサンタはびしょ濡れで
ティッシュを配ってる笑顔を振りまいて
でもちょっとわたしのタイプじゃなくて
あなたよりはずいぶんハンサムだけど
来て来て走って来て
わたしのサンタクロース
あなたが一番の風邪薬なのよ
吐く息も白く街へと消えてゆく
傘の波楽しそうにはしゃぐ街並
早く来ないとほらプレゼントの
手編みのマフラーわたしが巻いちゃうぞ
来て来て飛んで来て
わたしのサンタクロース
後ろから抱きしめて温めてよ
来て来て早く来て
わたしのサンタクロース
わたしの風邪を吹き飛ばしてよ
来て来て走って来て
わたしのサンタクロース
あなたが一番の風邪薬なのよ
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