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レイクサイドホテル
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作詞 くろちゃん |
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終わり間際の夏が
乾いた風を運び
碧(みどり)色の湖面には
夏雲の息吹(いぶき)
湖畔の黄昏小道
ジョギングする若者
花梨(かりん)実る並木に
漂う甘い香り
ガラスショップの窓の
レストラン越しに見る
湖面の夏は少し
勢いをなくして
遠くの対岸には
霞(かす)む工業地帯
精密機械を産む
きらびやかな光
レイクサイドホテル
ガラス窓に映る
ウィークエンドホテル
遥かな夢に似てる
静かな花火が咲く
湖面の花畑に舞う
ほんのつかの間だけど
夏の夜を纏(まと)い
過ぎ去りしあの夏を
思い出に描き換えて
幼き日の絵日記は
宝箱に仕舞い
レイクサイドホテル
闇を彩り光る
ラストサマーホテル
更ける夜を待ってる
レイクサイドホテル
ビアグラスに踊る
ミッドナイトホテル
琥珀の泡に酔ってる
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