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サヨナラエラー
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| 作詞 くろちゃん |
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いきつけの炉端焼きのカウンターで
マスターと砕けた話題に花が咲き
誰も見てないテレビが淡々と
甲子園のダイジェストを流してる
ビールのおかわりを待つあいだに
何気なく見た画面にはセカンドで
泣き崩れる選手がアップになり
延長１２回のサヨナラを映す
泥と汗で汚れた顔を帽子で隠し
自分のミスが勝負決めた悔しさに
立ち上がれずに声をあげて泣いてる
乾いた喉にビールを流し込む
チームメイトはお前のせいじゃないと
お前がいたからここまで来れたんだと
お前に何度助けられたかわからないと
諭すように きっとそう言っている
飲みすぎたかな涙があふれてくる
自分のあの日と重なる光景に
少年よ負けるなみんなが叫んでる
君を励ますことで自分を奮い立たせてる
甲子園とはほど遠い少年野球の
地区大会の２回戦 悪夢のできごと
自分のエラーで痛恨のサヨナラ負け
ベンチに戻れず転がるボール見ていた
センターのポジションまで仲間たちが
迎えに来て笑顔で肩たたいてくれた
試合に勝つことよりも輝く何かを
見つけたかもしれないそんな気がした
飲みすぎたかな一緒に泣けてきた
何十年もまえに引き戻された
少年よ胸を張れ顔を上げて空を見ろ
君の涙は陰に努力あるから美しい
マスター来週はあのときの仲間たち
誘って来るよ みんなで飲み明かそう
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