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十五歳の夏
作詞 くろちゃん
思えば母はなぜ
あの夏にわたしを
田舎のおばあちゃんに
あずけたのだろうか
クラスの仲間たちは
塾や図書館通い
大切な夏なのに
のんびりできないのに

乗り気じゃないまま
宿題とTシャツ
ひと月分の不安
カバンに詰め込んで
せまる山の緑
清流沿いの道を
埃まきあげバスは
走ったおばあちゃんちへ

蝉が鳴く朝から
好きな小説読んで
冷たいタタミに
寝転んで過ごした
高校のいとこに
誘われて夏祭り
みこしをかついだり
新しい友達も

お昼はおばあちゃんと
そうめんゆでて食べ
夕飯もいろいろ
教わりながらつくった
夜には縁側で
子どもみたいに花火
おばあちゃんもニコニコ
スイカ切ってくれた

あれから十年が
過ぎ思うことがある
ほんとうの幸せって
何なのだろうって
ベビーベッドで目を
覚ました子どもが泣く
おっぱいの時間だと
遊びに来た母が呼ぶ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 十五歳の夏
公開日 2014/08/15
ジャンル ポップス
カテゴリ 家族
コメント 田舎の祖母の家、懐かしいです。
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