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なにげない週末
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作詞 くろちゃん |
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なにげない毎日の 繰り返しの週末に
珈琲の豆を挽けば サイフォンで湯があがる
ほんなりと漂って 心やすらぐ香りに
いつか益子で選んだ 珈琲カップふたつ
履き古しのスニーカー 乾いてたベランダで
多肉植物の鉢 乾きすぎてた砂に
少し水をやるため キッチンに戻る途中
テーブルで電話震え 君からの遅刻メール
レースのカーテン揺れて さしこむ陽ざしも揺れて
洗い立てのスニーカー 履いて食材買いに
黄昏の街を歩く 空梅雨の夕空に
商店街のざわめき 午後のラジオ流れる
少し贅沢な肉 ベランダで焼いて飲もう
冬に君が忘れた ストールをクロスにして
夕風少し涼しく コンロの火に手をかざす
ワイングラスはふたつ 注いだグラスはひとつ
ドアホンに君が映る フルボトル半分空け
ほろ酔いで迎えれば 静寂の夜を止め
君のおしゃべりが 仕事やランチやささいな
たわいもない話題に いつも僕は聞き役
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