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かえるのうた
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作詞 くろちゃん |
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田植え間近の田んぼから
かえるのうたが聞こえる
月の光ゆれる水面(みなも)から
かえるのうたが聞こえる
子どものころ近くの池で
おたまじゃくし捕まえた
手のひらよりも大きくて
どんなかえるになるんだろ
大きなガラスビンのなか
エサをやって育ててた
今にも喋りだしそうな目で
ぎょろっとにらみつけてた
田植え間近の田んぼから
かえるのうたが聞こえる
月の光ゆれる水面から
かえるのうたが聞こえる
やがて足がはえてきて
いつのまにか手もはえた
ある朝ビンの口をふさぐ
ガーゼがとれて逃げてた
田植え間近の田んぼから
かえるのうたが聞こえる
月の光ゆれる水面から
かえるのうたが聞こえる
干しっぱなしのスニーカー
早くしまえと教えるように
かえるのうたが聞こえる
かえるのうたが聞こえる
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