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季節はずれの雪模様
作詞 くろちゃん
長距離バスを待つあたしの隣に
時計を気にしてくれる人もいない
去年よりこんなにきれいになったのに
季節はずれの雪だけがただ降ってる

 黒い毛糸の手袋の手のひらに
 ひらひらと舞い落ちる雪模様
 とけることなく幾重にも幾重にも積もる

演劇も恋愛も中途半端で
生き方そのものが鳴かず飛ばずで
こんなあたしに愛想尽かして
でも最後まで少しだけ望み捨てきれずに

 赤いランプの行く果ての町
 ゆらゆらと揺れる文字雪模様
 誰も待ってはいない町の名前に積もる

この街で見る雪はこれが最後ねと
ひとり寂しさかみしめつぶやいてみる
走り始めたバスの窓に映るのは
さようならとかすかに動く自分の唇

 白い吐息の行方のその果てに
 きらきらと街灯り雪模様
 やむこと知らず舗道の足跡消して積もる

引き止めて抱きしめてくれようと
あなたは追いかけてくれたけど
タクシーが雪かなんかで渋滞で
間に合わなかったんだよねきっと・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 季節はずれの雪模様
公開日 2014/06/19
ジャンル ポップス
カテゴリ 別れ
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