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想春
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作詞 くろちゃん |
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カレンダーをめくるたびに
あなたのこと思い出します
ちょうど去年の今ごろには
ふたりこたつではしゃいでた
庭の雪がとけるみたいに
少しずつ薄れてゆく気持ち
お互い気づいてしまったのは
いつのころからなのでしょう
春はゆらゆら輝く季節
雪どけ水もきらめいて
わたしもいつか時が過ぎれば
あふれるときめき取り戻し
ふきのとうが芽をだします
雪のうえに春を呼びます
ほろ苦さを初めて覚えた
まるであなとの恋のように
福寿草が顔のぞかせます
小さな黄色い花の心を
思うたびに涙こぼれます
あのころの自分を重ねます
春はほのぼの芽吹きの季節
日増しに木々もふくらんで
わたしもいつか大人になって
あなたを懐かしく思います
春はきらきら夢見る季節
出会いに胸をときめかせ
わたしもいつか新しい恋
あなたには感謝しながらも
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