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海沿いの街、小さな楽団。
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作詞 花を咥えた犬 |
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浮き足立つような音符たち それぞれが違う顔をして
それでも同じメッセージを 一つになって乗せていた
むねも踊るような五線譜の 一瞬と一瞬が繋がって
大それた偉大な言葉にも 勝ることだってあるんだと
ほら海沿いの街の楽団が 僕らと世界の約束を
あの日は簡単そうに 何食わぬ顔で教えてくれた
絶えず揺られる小舟の上 一瞬の一瞬も忘れずに
ポケットに仕舞った音の葉 あの日の鼓動のままで
耳じゃなくて 心に届くような
誰かじゃなくて 君に届くような
ドレミのファソラが 何かを変えたでしょう
少なくとも あの日の君と僕はそうだった
そりゃきっと全部が全部 正しくはないけど
だからこそ どっかのどれかは正しかったんだ
そうやって覚えた一つ一つが たくさんの意味を紡いで
目には見えなくたってそれは 形になってあらわれた
ほら確かな心の高鳴りが 僕らを何処かに連れてって
今日はどんな夢を見ようって 譜面が優しく微笑んだ
耳じゃなくて 心に届くような
誰かじゃなくて 君に届くような
思い出したらここにあるような
気付いたらそばにいるような
ドレミのファソラが 何かを変えたでしょう
少なくとも あの日の君と僕はそうだった
そりゃきっと全部が全部 正しくはないけど
だからこそ どっかのどれかは正しくて
ドレミのファソラで 全てを変えられる夢を
凝りもせずに 見てしまうのはみんな同じ
そりゃきっと全部が全部 正しくはないけど
だからこそ どっかのどれかは大切に
ドレミのファソラに 詩を乗せてみるんだ
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