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だりー・ラリー
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作詞 ΑGITΩ |
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コートの端と端 陽炎で揺れる人影
顎を撫でる塩の水 口から垂れる昂揚
走る光 動く脚 伸びる腕 響く叫び
チカチカしてきた視界の奥
向こうの人は笑ってた
平気で飛び交う全力 無情に行き交う勝敗
正直もう疲れたので いい加減に休ませてくれ
君は どうして止めようとしないの?
さっきから 僕はノーコンだけど
負けたくないのかよ? そんなに僕に勝ちたいかい?
そんなことどうでもいいよ 君は相変わらず笑ってる
限度を超えた疲労 長く続き過ぎるラリー
顎を撫でる唾の液 口から垂れる消耗
揚がる息 割れる骨 軋む体 耐える心
逆上せてきた頭蓋の彼方
向こうの人は楽しんでた
君と遊ぶと楽しいよ 疲れも知らずに駆けている
僕の方はヘトヘトだよ いい加減に気づいてくれ
僕は 勝ち負けなんていらない
ただ 君とラリーをしていたい
どうしてそこまでするの? 僕のどこが楽しいんだい?
下手くそな返球も 君は相変わらず拾っていく
こんな眩しい友達の笑顔
僕はというと嬉しかった
だりーと思ってたラリー 君の素直さで気が変わった
陽が暮れるまでならいいよ 気づけば僕も笑ってた
ラリーを続けるのはだりー けど確かめられる温度がある
陽が暮れても続いてる 暗い時間になっても眩しいのは何故?
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