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唄
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| 作詞 ΑGITΩ |
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僕は逃げずに唄うよ 君との記憶を
喉から空気が漏れなくなっても ずっと
忘れてしまわないようにするには
こうする以外に他はない
くたびれたり倒れたりする前に
精一杯唄うよ 忘れたくない思い出を
出会ったのは 眩し過ぎる晴れの日
その日の僕は 少し熱っぽかった
僕は離れず唄うよ 君との出会いを
喉が潰れても心で唄うよ これからも
君と一緒に唄うよ 僕らの唄を
心が死んでも唄い続けるよ きっと
挫けてしまいそうになった時は
いつも僕の肩を支えてくれた
何もしてあげられなかったけど
せめて僕は唄うよ 決して消えない約束を
お別れは 涼しく薄暗い曇りの日
その日の僕は かなり熱っぽかった
臆病から始まった出会いも
涙で終わった別れも
一つ一つが大切なもので
でも 笑っておけばよかったとも感じて
なかなか上手くいかないけど
どうしても辛くなるけど
苦しくて助けてほしくても
それでも何とか唄っているよ
名のない唄の歌詞を 覚えているかい
僕は ちょっと微妙になってきたよ
ただ 唄う理由だけは今も覚えている
唄う意味も ちゃんと知っている
その唄のメロディーは 君の中
しばらく会わない内に 変わっていた
大事な唄の名は ないと気づく
それが僕らの唄
僕と君の 最初から最後までを覚えていれば
唄える唄さ 歌詞は記憶でいい
始まりは 君と出会った晴れの日
今も僕は たまに熱っぽくなる
雨の日は しょっちゅうあるけど
終わりまで 僕は唄を唄っている
唄い続ける
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