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in your hand
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作詞 ΑGITΩ |
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地球が回るのと同じくらい速く
世界の視線と態度は変わっていく
自分のままでありたいと望むことが
正しくないことだと知らされた今日
唯一つの歩幅さえ守れない僕が
生きていくことなんて難しいのかな
掌に乗ったものは小さな欠片
名前も忘れたけど大切だったもの
細く伸ばした光が眼に刺さって
逃げ出そうとしたけど
後ろには もう道はなかった
幸せを感じたことなんて
指の数より少ないさ
それでも僕は生きている
とりあえず今も
達者な口と足の速さだけが取り柄なのに
最近 反論も逃走も ままならなくなってきた
つむじから爪先まで 疲れ切って動けない
正しいことなどないのだと知ってしまった今日
重く乗っかった荷物が背中を倒して
初めて地面を見て
世界が回る仕組みが分かった気がした
不幸を呪ったことなんて
人の数より多いさ
それでも僕は生きるしかない
とりあえず明日も
昨日より些細な幸せと
大量の不平不満
でも なぜか小さな安らぎが
掌に いっぱい乗っていた
自分を嫌ったことなんて
星の数より多いけど
それでも僕は生きるだろう
微かな希望を信じて
人生を楽しく思ったこと
確かに少ないさ
それでも僕は生きていく
幸せを求めて
胸の奥で輝く色のない音は
自分を絶えず鳴らしてる
今も力強く
これからも力強く
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