|
|
|
虹の唄
|
作詞 ΑGITΩ |
|
綺麗だねって言われた虹は
実は悩み多き深き凡人で
それを良いと思ったことは
一度だってなかった
愛されてたりしてても
怯えたままでいる
失うことを恐れて
孤独の中で息をする
枯れた花を見つけても
溺れた猫に出会っても
黙って目的地へと進む
それが正しさなら
僕は なんのために生きてるの?
色とりどりの光が集まって
色褪せた記憶が重なって
一つ一つが過度な自己主張を始めて
整理がつかずに グチャグチャ
素敵だねって言われた虹は
実は美点も汚点もある平民で
それを嫌と思ったことは
何度もあったんだ
変わり果て移り行く
そんな ありふれた景色に
意義のない異議を唱えて
自ら迷子になった
四つ葉の花を見つけたら
黒い猫に出会ったら
とりあえず足を止めて
休むのもいいだろう
焦ることはないんだから
花が咲き 猫が鳴く
そんな ありふれた世界で
一人生きていく君の孤独は
なんのためにあるの?
虹と呼ばれた誰かの苦悩は
実は大した問題じゃなかったり
小さなことだらけだったり
そんな感じで時は流れ過ぎる
一輪の幸せを見つけた
一匹の友達と出会った
今はゆっくりでいいから
目的地を見失わず
たまには寄り道もいいだろう
道を逸れて見つけられた
間違えたから出会えた
こんな素晴らしさの連続
あえて奇跡とは呼ばずに
綺麗で素敵な虹と呼ぼう
ほら 幸せが咲いてる
さあ 友達が呼んでる
まだ 虹は架かってる
これから雨が降り注ごうと
虹は輝き続ける
|
|
|