|
|
|
crimson tear
|
作詞 ΑGITΩ |
|
深紅の涙が 耐え切れずに落っこちた
恐れて凍えた たった一つの鼓動
真っ赤に濡れた頬が 絶え間なく痛む
傷口から漏れ出たのは 命の柱
霞む景色の彼方に 消え行く光の道標
足元には小さな芽 精一杯身を起こしてた
陽の昇る方角さえ 見失った
独りになって初めて 暗闇が見えた
まだ 拭えない炎の筋
熱くなる瞳は 燃えていた
記憶の中には 歩けずにいる自分
恐がり冷え切り 最初すら踏み出せない
膝が嗤ってた 足が震えて泣いていた
疲れて休んで ずっと立ち上がれなかった
深紅の涙は 抗う勇気をくれた
恐れて凍えて それでも闘う決意を
真っ赤に腫れた鼻を擦り 息を整える
傷口から漏れ出たのは 正義の仮面
映る世界のどこかで 道を示す光
手元には綺麗な花 一生懸命咲いていた
陽の堕ちる方角へと 進んで
帰る場所が 初めて頭に浮かんだ
ほら 流れるは炎の筋
燃えるような 瞳の輝き
迷い込んだ暗闇で見えた 深紅の涙
真っ赤な光が 朝陽へ導いてくれた
昇らない太陽なんて 有りはしない
堕ちても いつかまた帰ってくる
あの 熱い炎の筋も
死んだ瞳も 甦る
燃える傷口から 漏れ出してきた
色んな自分の 在りのまま
さあ 今こそ拭う時
道はまるで 血の痕みたい
深紅の涙は きっとこれからも流れる
悲しみや憎しみ 後悔や自責を混じらせて
泣いた後には 後ろを振り返るといい
今までの自分が 道標になってくれる
血の痕が 光になってくれる
|
|
|