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憧憬
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作詞 cicanoco |
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あなたに良く似た人を、都会の喧騒の遥か先に見た あの頃よりずっと素敵に歳を重ねたあなた
往復する日々の中で、オアシスを魅せる思い出たち でも、僕が帰りたかった先は田舎でもあなたでもないのだろう
デジャヴと見紛う程通い慣れた道で 画面の向こうと教室での出来事を並行して無邪気に話したあの時間が 紛れもなく僕の故郷
あなたは通りの向こう、黄金色の夕陽に包まれた 僕の名を嬉しそうに繰り返す声が蘇る
二人が目指していたのは、ここではない何処かだった 手際よく用意された噂を嘘と信じたくて、僕らは手を繋いでいた
夏祭りに浮かぶ提灯の向こうに見える民家から漏れる明かり ぶつける先のない気持ちを抱えていたあの時間が 紛れもなく僕の故郷
夢のように儚い物語 君と過ごした日々に誓った想いが僕を未来へ駆り立てる 憧憬の咲かすこの気持ちこそが 紛れもなく僕の故郷
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