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伽藍堂
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| 作詞 蒼井鎮 |
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何にもなれない僕の夢は
いつも辿り着かない場所を探す
行き先のわからないバスに乗り
誰かの為にと辺りを見る
そんなもんの繰り返しだ
言葉に詰まるからありったけの
力を込めて切り刻んだ傷さえ
歪んだ ケロイド もう嫌だ
人は産まれたくて産まれてないのに
終わりすら自分じゃ決められず
果てしない惰性を貪って
適当に心臓ならしている
僕は産まれたくて産まれてないのに
見知らぬ人の生きたかった未来を
足掻き苦しんで全てを背負って
適当に心臓ならしている
カラン カラン がらんどうの中身には目を瞑って
カラン カラン 心地だけを響かせ歩いている
何にもなれない僕のことを
誰かに馬鹿にされていたとしても
その人が終わらせてくれる訳でもないし
己の首輪を泳がせている
そんな風に今日も帰路に着いた
言葉に詰まった今日の自分を恥じて
力を込めて殴り痛めた腕のあざが
赤く 刻んで もうダメだ
人は産まれたくて産まれてないのに
終わりすら自分じゃ決められず
言われたことだけを準えて
適当に心臓ならしている
僕は産まれたくて産まれてないのに
見知らぬ人の生きたかった未来を
台無しに壊して全てを投げ出して
適当に心臓ならしている
カラン カラン がらんどうの中身が今日もうるさい
カラン カラン 心地だけを響かせ止まっている
もう無い
明日は もう無い
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