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かさぶた
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作詞 M@ririN |
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幼い頃にみた大きな青空と白いクマ
はしゃいで 走りながら追いかけた
この手はいつか届くと信じた僕ら
つまずき 転んですりむけた膝には絆創膏
ないてた いつか傷はかさになり癒えてく
ねえ 大きな窓と小さな窓とじゃどちらが大きいの
大きなかさぶた 小さなかさぶた
どちらだって痛みは同じで
蛇に飲み込まれた カエルのよう
いつかは消えてなくなるから
どちらが小さいかなんて大人の言い訳
大人になり見た夜空の小さな星たち
ためいきは 白い息から無色になり
この空へとすべて消えていくんだ
吐き捨て 嘆いてぶつけた言葉には絆創膏
刺さった いつか棘は灰になり飛ばされて
ねえ 500円玉と100円玉とじゃどちらが大きいの
大きなかさぶた 小さなかさぶた
どちらだって何も変わらず
雨が降りたまった 水たまりのよう
いつかは消えてなくなるから
どちらが酷いのかなんて子供の言い訳
かさなり かさなったあの時のかさぶたは
小さくなって いつかは消えてしまうけど
僕らが一度負った傷はなくならないんだ
ねえ あの月と太陽とじゃどちらが大きいの
大きなかさぶた 小さなかさぶた
どちらが大きいのかなんて
いつか負った傷は みな同じ痛み
いつかは消えてなくなるけれども
忘れてはいけないから時々思い出して
それがいつか光り 僕らの背中を押して
どんな辛いことも乗り越えられるから
僕らと未来へ続く希望のかさぶた
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