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緑 〜言の葉と音の花〜
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作詞 moeicka |
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温暖化の真っ只(ただ)中にいる僕らと共存共栄して残った自然の植物園で暮らしている
「下手に英語を使うよりも純粋な日本語で伝われば…」
そう言って言葉の可能性を信じてみる
言葉は口にしても太らない 無味無臭で栄養もないが…
「言の葉」がこの土地で育つように 四六時中ずっと耕していくんだ
たとえ「ひゆ」が生い茂るような荒れた所でも 緑に包まれることを願いながら…
何だか最近 やたら狭い殻に閉じ籠(こも)っていて
息を潜めながらひっそりと暮らしている
肥料をつまみにして水飲んで 無味乾燥な生活を送る
「言の葉」が枯れるのと同じように 十中八九僕も枯れていくんだ
いつか耳が遠くなりそうなことになっても まだ元気に生きていることを願いながら…
「下手な英語を使うよりか純粋な日本語で伝えたい」
こうして自分の可能性を信じていく
「言の葉」を世界中に生やすために 一生懸命苗を植えていくんだ
人っ子一人通らないような荒れた所にも 緑に包まれることを願って…
「音の花」 この土地で生ける限り 四六時中種を植えていくんだ
いつかここを鮮やかに咲かせ 唯(ただ)一つの12色のお花畑にすると決めたから…
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