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かおり
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作詞 moeicka |
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小さな喫茶店 お客は僕だけ
ショートケーキとコーヒー頼んで
来るまでの間 置かれた雑誌に目を通しながら水を飲み干した
水滴を垂らすグラスに奏でた氷と重なって
「お待たせしました」とウエイトレスの高い声が響く
香りを楽しみ 口に含ませば
苦さよりもまず 熱さにやられた
舌が焼けるほど 痛みに襲われ
少し休めば 残った味覚で
苦さを味わい 甘さでごまかし
その繰り返しが多くなってくる
食べ終わった瞬間 居心地悪くなって
お金払えば 無言で立ち去る
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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