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黄
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作詞 moeicka |
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昨日までは無かったはずのいちょう並木が作られていて
軌道に沿って踏み出した あなたがいた気がした
息に溶け込んで混ざる風がやけに冷たく当たる
朝昼晩 忘れたことなどなかった日がある
幸福の為に進んで降伏したことで
平和な日々が続くと信じてきっていた
書き溜めてしまい込んだ あなた宛ての手紙は
決して良いと言い切れないが 伝わればそれで構わないなら
今は今の形として残しとくから Ah
「ありがとう」や「さようなら」 たった5文字で終えるには
早すぎるのかも知れないが 伝わればそれで構わないなら
今日の夜にでも読み返してみようかな
聞こえはいいこの街並も あらゆる場所にゴミが転がって
知らんぷりして素通りする ここのごった返す群衆
付き合って3ヶ月になる恋人達の絵を目にする
何となくそれが自分と似ていて少し羨(うらや)んだ
悲しみの雨に 撃たれて倒れて這い上がる
こんな日々が続くと 正直口惜(くや)しい
未練たらしく思えてきた まだしがみつく自分が
そこから一歩動き出せば 沢山の人と擦れ違うようだ
それ相応の人に出会えると感じた Ah
長い夢が覚めたとき 未来を考えずにいた
深く探しても見つからない そういうものって実は案外
すぐ横に落っこちているはずだから
掻き消えてしまいそうな あなた宛ての手紙は
大切な想い隠している 拙(つたな)くても伝わるかどうか
今の自分でもよく分からないけど Oh
面白く思えてきた ただ突っ立っていた自分が
群衆の中立ち止まらせ 背中振り向いてくれるような
今度は違った形にして認(したた)めたから
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