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Gothic
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作詞 散桜 |
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深く昏い闇の中に光る
何かの雫。
悪魔に囁かれたように
何かに突き動かされて独り。
海を背に輝く月に指這わす
深紅の十字架(ロザリオ)に祈りを…
巡り続け、ただ、
貴方に行き着くのを待っていた。
出会いは偶然、別れは必然
そんな詩を紡ぐ貴方に
恋い焦がれている今日この頃。
Gothicな日々。
世の中は怪奇怪異
そんな魑魅魍魎。
私だって貴方だって、
溢れたモノのひとかけら。
不完全だって完全だって、
私達は奇妙な世界で呼吸(いき)してる。
黒く暗く惑える闇に光る灯火。
踊らされる人形のように、
騙されて二人。
貴方の唇に唇を重ねる
真紅の十字架(ロザリオ)に歌を…
廻り続け、まだ、貴方と逢うのを
夢見てる。
生は偶然、死は必然。
そんな歌を紡ぐ貴方に
愛を伝える今日この頃。
Gothicな時。
世の中は奇異奇怪
そんな森羅万象。
私だって貴方だって、
まるで身代わり人形。
幸福だって不幸だって、
私達の世界は奇妙なまま。
操られるまま生きるのは嫌。
神よ、
我らに自由を与え、
汝らに永遠の残酷を…
祈れど祈れど
緋(血)は濃くなるばかり。
世の中は人の欲望、
欲求が溢れた奇妙な場。
私だって貴方だって、
そんな人。
十字架(ロザリオ)に祈りを捧げても
神の慈悲は遠のく。
嗚呼、見捨てないで私を
貴方に全てをあげるから
世界は怪しく奇怪に続く。
Gothicな私。
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