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涙
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作詞 散桜 |
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頬を伝う雫。
君の瞳から落ちる宝石。
そして僕は知る。
自分の愚かさを。
傷付けるつもりじゃなかったのに。
君を傷つけてしまった。
ナイフのような冷たい言葉。
もう、共に笑えない哀しみ。
※@謝っても、もう赦されない。
そんなことは、分かってる。
でも、君には笑っていてほしい。
僕なんかで泣かないで。
そんな綺麗な涙。
僕の手にも、静かに落ちてくる。
瞳潤ませて
精一杯笑ってくれる君。
そして僕は知る。
自分の本心を。
離れたいなんて思ってなかったのに。
君と別れてしまう。
いつ会えるか分からない旅。
もう、手も繋げない苦しみ。
※Aこれを望んだのは自分。
十分すぎるくらい分かってる。
でも、この手を離せない。
泣いた君の顔、
それですら、もっと見ていたかった。
何処で間違えたんだろう。
何処ですれ違ったんだろう。
何処でずれてしまったんだろう。
交わることのない道へ
旅立つ君。
止めたくても涙止まらず、
声さえかけられず。
君の背は遠くなるばかり。
でも、君が笑えるなら。
僕は孤独も耐えて見せよう。
※@、A
振り向かず、去って行く君。
それで良かったの?
自分に問う。
答えは分からない。
でも、
君の涙は何よりも美しかったんだ。
さよなら…愛しい君。
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