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ロミオとジュリエット
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| 作詞 散桜 |
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私と貴方は近くて遠い。
ねぇ…どうして触れてはいけないの？
昔は普通に遊んでくれたのに。
目をそらさないでよ。
私と貴方の何が違うって言うの？
そんなこと言ってる時点で大人なんて終わってるわ!!
「大人のルール」なんて誰が決めたの？
貴方は知ってるでしょう？
社交辞令もマナーも全部
教えてくれたのは誰だか忘れたなんて言わせないわ!!
双人でなら、そんなもの、撃ち破れると考えてるの。
だって、大人しく型にはまってるのって
私たちらしくないんじゃないっ?!
飛び出そう？逃げ出そう？
狂った世界からともに。
双人だけの世界を作り上げていこう！
って言っても貴方の姿は霧にもまれ消え、
私をすり抜けてしまう。だけど、
私たちの運命では双人は結ばれるんだから、
早く私に着いてきなさいっ！
私と貴方は同じで違う。
ねぇ…何この微妙な距離？
前まで手を繋いでくれたのに。こっちに来てよ。
私と貴方の差は何だっていうの？
そんなこと言ってる時点で
大人なんて腐ってるわ!!
「暗黙の了解」って一体何なの？
私は絶対にそんなものなんて
破るためにあるとしか思ってないんだからね？！
双人になら、そんなもの、
通用しないと思ってるの。
だって、良い子ちゃんしてるのって、
私たちじゃなくたっていいんじゃないっ？！
走りだそう？駆け出そう？
狂った未来からともに。
双人だけの運命を切り開いていこう！
って言っても貴方の姿は闇に消え、
私を取り残して行く。だけど、
貴方が私を好きなのは分かってるんだから、
早く素直になりなさいっ！！
ふざけていってたけど、
まるで双人、ロミオとジュリエットね。
私なら反対なんて押しきって、
決められた道を歩くほど、
弱く、可愛く生きるつもりは皆無だわ。
貴方だってそうでしょう？
私のピンチには正面突破で
私を助けてくれるでしょう？
大丈夫、
双人のラストはハッピーエンドだから。
遠慮せずに私に愛を
語って貰って構わないのよ？
言ったでしょう？
家柄なんて関係なく、双人は結ばれる。
双人の愛は本物。誰にもとめられない。
いつだって、どこだって、
貴方を思ってるけど、
先に死んだら許さないんだから！
貴方を必ず引っ張って連れて帰ってくるんだから。
貴方もそうしてくれるでしょう？
今は反対してても、
いつか双人のことを、
周りだって祝ってくれるんだから。
私が貴方の胸に飛び込んでも、
私の想いも全部受け止めてくれるでしょう？
だから、とりあえず私のために
いっぱいいっぱい尽くしてくれるでしょ？
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