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美女と野獣
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作詞 散桜 |
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昼間は(ナイト)のフリして潜んでる瞳。
今の優しさなんて唯の夢。
すでに見え隠れする黒と白。
気をつけて?ぼーっとしてると悪い野獣に
食べられちゃうかもよ?
油断大敵!優しい言葉は蜜のようで、
誘われる私たちはまるで蝶。
唇から覗くその舌と、怪しく輝く瞳。
まるで貴方じゃないみたい…
怖くて恐くて…怖いのに…
もっともっと見つめていたい。……底知れぬ欲望
ブレーキなんてかけないで、私をもっと乱してほしい。
みんなから愛でられるだけのお人形さんは、
私には似合わないでしょ?
その誘惑はまるで罪。形勢逆転。
どうしたいの?どうなりたいの?
…もっともっと貴方(貴女)がほしい。
昼間は王子様のように艶やかな振る舞い。
今の大人しさなんて唯の仮面。
熱を孕んでいる視線、白と黒。
気をつけて?一人でいると悪い野獣に
連れ去られちゃうかもよ?
宣戦布告!その顔は誘っているようで、
私たちの心を惑わす、かきみだす。
その手が私を包み込む、すべて飲み込んで行く。
その前に私から…………。
優しくして、守って……
でも、でも、どんな貴方でも、
…満たされない、全て。
アクセルなんてぶっ壊して。私の全てぐちゃぐちゃにして。
可愛い服着て笑ってる、そんなお人形さんは、
気持ち悪くて虫酸が走るわ!!
その誘惑はまるで罪。
逃げられないの?
どうしたいの?どうされたいの?
……もっともっと貴方(貴女)を食べたい。
お互いを好きなだけ壊しても、
でも、得られない欲望の極み。
二人でいるから?じゃあ、一つになったら?
乱したくて壊したくて。
でも、大切で守りたくて。
閑な提案で、二人のなにかが変わるなら、
私の全てを受け入れて?
私も、貴方の全て
満たしてあげるから…………。
二人でなら。ひとつでなら。
冷たい手を添えて。
怪しく美しく上から見下ろす貴方と、
乱れて壊れて下から見上げる私と、
ワガママが言いたい。
野獣のような貴方、
美女な貴女の
全てがほしい。お互いを埋め尽くしてしまうほど、
溢れるほど、
貴方(貴女)の中でだけ、生きていたい。
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