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反抗声明
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「立派に育って見せます」と
途切れかけてる映像が僕の脳内歩き散らして
外へ外へと出たがるんだ
ある日見比べてみた今昔の僕
歩き方は何一つとして変わってなくて
とりあえず今をやり過ごしてるんだ
見つけた宝箱はご丁寧にも錠がかかってて
こじ開けようにも どうにも その力を持ち合わせてなどはいなくて
普通に開こうか そうしよう でも鍵を僕は持ってなどはいなくて
突き放そうとした”それ”は
どうして？動いてはくれなくて
立ち退こうとした”そこ”を
なのに 足は意思に背き動かない
「せめて」と閉じたこの瞼にさえ
浮かび 膨らみ 剥がれてくれはしないから
声をあげて 思い出して
肖（あやか）る気持ち 蹴っ飛ばして
そんでもって 言ってやって
これが僕らの
「反抗声明です」
「期待通り頑張ります」と
濁り苦い弱い思いが僕の幸せ無駄に漏らして
外へ外へと息を吐くんだ
出来かけた砂のお城は無慈悲なことに波にさらわれ
また建てようにも どうにも なんでか建て直す気にはなれはしなくて
でもだからといって こんなにも 物足りないまま終わりたくなどはなくて
「ならば」と自らの身で波を受け
粘り 拘り 其の時くるまで尽くすから
声をあげて 思い出して
肖る気持ち 蹴っ飛ばして
そんでもって 言ってやって
これが僕らの
「反抗誓盟です」
右か左かも分からない そんな今も素晴らしいじゃない
矢印の方へ進んでく それだけが在り方じゃないじゃない
太陽目指して西へと走る 遠回りするただそれだけじゃない
見失った所で問題ない また探して歩けばいいじゃない
捨てたものほど拾いたい なら素直に従えばいいじゃない
全てに逆らい生きてきた んなこたどうだっていいじゃない
だってきっとそれこそが君なんじゃない？
だってきっとこれこそが僕なんじゃない？
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