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空の下の土の上の
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耳を地に着け澄ましてみなよ
ほら産声が ほら悲しみが
耳をそのまま澄ましてみなよ
ほら風の音(ね)が ほら喜びが
どこかにあるはず きっとどこかに
大地という檻から逃げたくて 届くはずない虹追いかけて
霧でできたその羽を 掴みそこねてまた宛てなく探して
メビウスの輪を歩いてる そんな自分に気づいてる
「半端な心なんてクソくらえ」
柵から乗り出しそう考えたけど
空の下に今 僕はいる
幻とか空虚とかそんなちんけなもんじゃない
笑える 泣ける 進める 止まれる
そうして僕は 僕は生きている
自己中心的思考を優先し 自己満足だけを称賛し
優越感も劣等感もなんもかんもお構いなしで
たぶんねそれはね きっとねあなたが
億劫(おっくう)になっているだけなんです 鬱陶(うっとう)としているだけなんです
気まぐれにしか顔覗かせない どっかの虹とは違うだろ?
脈打ち流れるその鮮血を 沸き立つような衝動を
全身巡らせさぁ考えよう
土の上に今 僕がいる
海原とか山脈とかそんなでっかいもんじゃない
立てる 歩ける 想える 誓える
それだけで僕は 僕は生きてける
「どうせもう…」とかなってるのなら それは
焼却炉に向け投げましょう
空の上には土の下には 無量大数もの未練があって
だけど僕らはまだ叶えられるかもしれないわけで
だからそんな感情は
ゴミ箱の中へ捨てましょう
空と土の間に僕はいる この世の一人として生きている
猿人とか恐竜とかそんな奴らと同じじゃない
殺して 食べて 気づいて 学んで
そうして人は 僕は生きている
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