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FUROSHIKI
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作詞 三日月うさぎ |
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フロシキの中の世界に
ぼくは一人しかいないんだ
億という数の中にぼくがいるのは
奇跡だなんていうけど
この「一人」はなんのために
生まれてきたの
奇跡を簡単に捨てられる世界が
あるのはカミサマが作り上げてきた
おもちゃなのさ
それでもこのフロシキの中で
生きていかなくちゃいけないんだね
きみが言ってた
「フロシキの中はそんなに悪くないよ」って
そんなこと言われたらそう思うようになってきたな
やっぱりぼくは弱いな
一人として生きていく気が湧いてきたよ
悪魔も存在するフロシキの中は
今日もぼくをいじめてくるよ
晴れた空でも関係ない
鳥籠に入れられて心にグサリ
泣いたら負けさ
慰めてくれる人なんて
これっぽっちもいないよ
カミサマはもう子供じゃないから
おもちゃはいらないんだ
それでもこのフロシキの中で
生きていかなくちゃいけないんだね
きみが言ってた
「フロシキの中はとてもやさしいよ」って
そんなこと言われたらそう思うようになってきたな
きみにはかなわないな
泣かないって思うようなってきたよ
ぼくはこれでいいのかな
きみに甘えてばっかだ
世界はぼくを排除しようと探してる
こんなぼくをかばってくれるきみが
いつかいなくなってしまったら
きみが言ってた
「私はあなたが必要なんだよ」って
そんなこと言われたら抱きしめたくなってきたな
ぼくもきみが必要だよ
がんばろうって思うようになったよ
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