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焉幕
作詞 C:lown
イヤホンから流れ込む
音楽が耳に痛くて
手が震えて
だけど今はただ
胸の前で手を組んで
目を閉じてやりすごすしかなかった

流れそうで流れない涙と
かすかに軋む心の音が
流れる音楽とリンクして
痛いのに消す気にはなれなくて

ただこの痛みさえ
享受するしかないんだと
君の言葉を思い返してはそう思う

ランダムに流れる音楽は
心のリズムと到底離れた曲を流し
元気付けようとしているようにも感じて

なんでこんな気持ちになるのか
全く理解できずに
この場を動くこともできず
ただ痛みを受け入れて

静かに
沈んでいく

意識から離そうとして
目を閉じるけど
何が鎖と繋がっているのかさえ
今の僕にはわからないんだ

ただ堕ちる感覚と
心の軋む音が妙にリアルで

水の上に浮いている感覚
君の手の中で
僕はゆっくりと幕を閉じる
君と僕との、全ての出来事に

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 焉幕
公開日 2014/01/21
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 心の軋む音を聞くたびにこう思うのです
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